パニック障害発作・不安恐怖症の治し方について
あなたがこのページにたどり着いたということは、あなたご自身がパニック障害や発作・不安症や恐怖症を抱えているか、親しい方がそうなってしまったか・・どちらかだと思います。
私も過去に経験がありますが、とても生きた心地がしないくらいすさまじい恐怖と苦しさに襲われます。あなたや親しい方の苦しみ辛さが痛いほどよく分かります。
でも安心してください。必ず原因が見つかり、自分に合う治し方にもたどり着きますから、あきらめないで少しずつ知識も蓄えながら、ご一緒に頑張っていきましょう。
世の中の人で、「不安がない・・」などという人はいません。みんな不安だらけの中で必死に生き抜いています。不安なのは、あなたに将来を見据える力があるということです。これは素晴らしい能力です。そして向上心があるからです。
「これから大丈夫だろうか・・やっていけるだろうか・・上手くいくだろうか・・」そう考えられるあなたは、とても優秀な方なんです。
ただ単に不安になるだけなら、パニック障害や発作にはなりません。そこに、現代ならではの複雑な要素がからんでくることによって、発作になり障害になってしまうんです。
まず、パニック障害・発作・不安症・恐怖症というものがどういうものなのか、確認をしておきましょう。
パニック障害という状態は、パニックによる発作が何度も続く症状をいいます。ストレスなどが加わると発作が起こる・・ということが常態化してしまうのがパニック障害です。
パニック発作には色んな症状があります。多いのは、動悸です。心臓がバクバクし、胸が締め付けられ呼吸が苦しくなります。他には、汗をドッとかいたり、身震いしたり、寒気を感じたり逆に熱感もあります。
また、めまいや気が遠くなったり、フラフラする感覚もパニック発作の症状になります。
ストレスや不安の重圧で・・となると、うつ病と関連性が高いように見えますね。実際に、パニック障害と、うつ病は原因に共通性がありますが、症状が違いますね。うつ病は倦怠感・だるくてボーッとする感じが多いですね。
しかし、似て非なるものでも、うつ病とパニック障害は連動したり併発してしまうんです。パニック発作が続く→常態化してパニック障害に→その繰り返しの疲れから「うつ病」になる。という厳しい状況になってしまいます。
そうなる前に、早くパニック発作の傾向をつかみ、正しい治し方をしていかないといけません。
パニック障害の原因は、先ほどもお話したように現代ならではのものが複雑に絡み合っています。
日頃の悩み事や不安に、色んなことが積み重なってきます。情報化社会になり、毎日処理しきれないほど大量の新しい情報が目に飛び込んできます。
不況で人員整理が進み、残った社員に膨大な仕事量の負担がかかります。精神的な責任や負担も多くなるわけです。睡眠不足、精神疲労・肉体疲労の蓄積が徐々に自律神経をむしばんでいきます。
そして、現代の栄養バランスが悪い添加物だらけのジャンクフードや飲み物・・意外に思われるかもしれませんが、これらの食事も影響しています。
パニック障害・発作・不安症・恐怖症の原因は、本人の精神力が弱いからではないのです。むしろ強がって無理をし過ぎている・・頑張り過ぎるから・・そういうケースが非常に多いのです。
原因がある程度分かる・・ということは、「治せる」ということです。休養・食事療法・認知療法・自律神経を整える、などなどパニック障害・発作・不安症・恐怖症の治し方は色んなことができますので、ぜひチャレンジしてみましょう(^-^)